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やっぱり何にもなかった高根島(こうねしま)

やっぱり何にもなかった高根島(こうねしま)
観光協会の人のなんにもない島という言葉を振り払い、ある人の「今日は満月でみかんの花の香りが匂い・・・」に勇気づけられ、ロマン求めて、大きな荷物しょつて歩いたのでした。

生口島から黄色い橋を渡って高根島へ、右回り島の外周を防波堤沿いの道を行きます。
私は島の反対側へ行けば集落があるものとばかり想像していたのですが、全くみかん畑だけで集落などはありません。
集落は生口島に面した所にあります。

ずっと堤防沿いの平らな道、農家の軽トラックとは何回も合ったが、声を交わしたのは自動車で来ていた釣り人二人。
それから山越、いや峠越の登り坂になる。そのピーク手前から灯台への道があります。いずれも、道路標識はありません。ボランティアと表示した。目立たない看板があるだけです。

灯台は地上から三メートルないものですが、明治時代に設置したままの建物が残っている貴重な灯台で、日本の灯台50選に選ばれているそうです。

灯台から元の道を戻り、しばらく登るとすぐトンネルです。高さ制限2.2m軽しか通れないのでしょう。入口出口はコンクリートで固められていますが、中央はデコボコ、掘りっぱなしままです。

そのまま、下っていけば、直ぐに堤防沿いの幅の広い道になり、間もなく出発地点に戻ります。

ほんに何もなかった。
みかんだけを作っている町です。かっては儲かった時代もありましたが、競争相手が増え(手間がかからないからと参入する人もいる。)
みかん以外の果物や嗜好の多様化でみかんを食べる人が減った。と町の人は言っていました。
みかんを作ることだけが生活になっていて、それ以外のことを求めてはいなかったのてましょう。

花が咲く頃、高根島に行くと、その匂いが感動的らしい、どの産地より密度が濃いのですごいと言う人あり。
by henroseikatu | 2010-05-28 20:33 | 歩いて四国へ10年 | Comments(0)
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