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栗御飯 即身仏

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10月15日
●今日の晩飯、またまた栗御飯
昨日、海部の愛宕山遊歩道で栗をだいぶ拾った。まあ栗の収穫の時期は終わっていて、地面に残っていたのを拾った。
米に炊き込むわけだけど、小さめのが多いので渋皮をむくのが大変でR。
毎回米は一合も炊かないので、連日の栗御飯になる。塩を入れておけば、オカズなんて要りません。いや、そう言えばオカズなんてありません。

昨晩、甲浦の白浜の別荘で寝たけど、猫が少し離れた所から見つめているんだ。どうも餌をもらいたいらしい、でも私には米以外食べるものはない。悲しいかな、猫は肩を交互に落としながら(片方だけ落とすことできるか!)去って行ったのであった。
●今日の歩行距離、恥ずかしいながら約11km、今、法海上人堂の木漏れ日の下で、横になり携帯で日記を書いています。
いつもは眠たくなって寝込み、夜中から起き日記のまとめをしている。

このお堂は平成11年に高見真宏さんと遍路の人たちで作られました。いまは、鍵がかかり中には入れません。

法海上人は旅館に泊まっていて盗みの疑いをかけられ、それを晴らすために即身仏に成られたと、何処かの石碑で読んだことがある気がするんですが、その石碑の場所が知りたいです。明徳寺で聞けば良かったですが、誰か教えて。
「法海上人堂略史」には「西暦1730年頃、この旅館に泊り、ゆえあって即身成仏す。」とだけあります。

●即身仏
真言宗では「即身成仏」はここで使っているのとは別の意味合いで使います。こうゆう場合は正しくは即身仏と言うべきです。
明日うかがう仏海庵の仏海さんも即身仏ですが、即身仏はミイラになることです。その為に体の水分脂肪を減らす必要があります。それで、五穀断、十穀断し、次に木の実だけ食べる木食修行をします。その後、空気穴を開けた穴の中に入り(土中入定)お経と鐘を鳴らしけるのです。これはもともと、民衆を救済していた僧侶が死後も民衆救済を行なおうとするものです。
●谷川の音が、一瞬雨の音に聞こえ、頭の中で谷川の音だと翻訳しています。
鵺がでそうな木々の奥、神経尖らせばあすこにも、そこにも気配。相手にしないことにして空を見上げる。
梢の絡み合った間から、星が一つ一つ見える。木々が重なり合い山の闇は深い。
by henroseikatu | 2010-10-16 04:47 | Comments(0)
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