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新四国曼茶羅霊場を歩く17日目  25番光厳寺

新四国曼茶羅霊場を歩く17日目 
2011年 6月20日月 25番光厳寺
昨晩は道の駅の軒下にテントを張って寝た。昨晩はもう一人、自転車で日本一周の青年が同じ軒下で寝た。
その青年、仙台に実家があり自転車での日本一周をしてきた。災害後に日本一周で残っていた四国を周り始め、もう四国も周り終わったそうだ。実家に被害はないが、親戚には家を流された人がいるそうだ。就職しなかればならないので、その前にやり残した四国を周りたかった、と言っていた。
朝会うと私に今日行くんですかと聞く、雨で気が進まないという。私は一日道の駅に居る分けにもいかず、明日の朝また雨だったら・・・

私が先に出発した。国道11号線片道一車線、大型車が水たまりの水をシャワーの様に跳ね上げる、狭い歩道で避難する場所もない。そんなの大型貨物車の人も分かっていて、対向車のいないときには、大幅にセンターラインオーバーしている。だから車に文句言うのも・・・むしろ水がたまる道
を管理している役所が悪い。
歩きだして少ししてから雨足が強くなった。そんな時、自転車日本一周青年が車道をすり抜けて行く、「ガンバッテ」といいながら。カッパの上下を着て、カッパのズボンの裾を腿の上まで巻き上げている。足下は靴は濡れるので、と百円ショップで買ったビーチサンダルを履いている。(近頃の

百円ショップの品結構長持ちしますよ、と言っていた)
通り過ぎるのを見ていて、青年が雨の中、出かけるのを躊躇していたのが分かる。路肩は水がたまり、アスファルトが波を打っているのだ、そして後ろから車線一杯の大型車が迫ってくるのだ。私もその経験があるから分かるが、緊張をしいられる。

大降りの中でバス停を見つけた。大きな6畳ほどのガッチリとした、雨など吹き込まないバス停だ。ベンチ完備してあり、私はすっかり腰を据えて休んでいた。その所に、小学生が集まってきた。
私の方から「おはようございます」と声をかけたが、何か元気な返事はなかった。不審者とでも思っているのかもしれない。そうそう退散する。

川之江駅から出て直ぐ左に曲がる、突き当たりを左に曲がる。その道を道沿いに進む、やがて上り坂になる。そして正面に山並みがみえる。車道に突き当たったら左に曲がり、新四国曼茶羅霊場を歩く17日目  25番光厳寺_f0222943_1144676.jpgそのまま高速道路の桁下まで進む、左側にめざす寺がみえる。高速の手前に標識があるが、一本手前からも左に入ると、寺に行ける。新四国曼茶羅霊場を歩く17日目  25番光厳寺_f0222943_1155159.jpg
25番光厳寺にはちゃんと大師堂があった。納経すると、御接待ですと、奥方が作ったテッシュカバーを下さった。新四国曼茶羅霊場を歩く17日目  25番光厳寺_f0222943_117377.jpgもちろんテッシュ入り、それも色とりどりのテッシュカバーの中から選ばせてもらった。

その晩、三島公園に泊まった。
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by henroseikatu | 2011-06-28 11:09 | 新四国曼荼羅霊場 | Comments(0)
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