托鉢遍路№075 須の川キャンプ場泊 2月9日2012年
前略
三泊した御荘公園から、海岸沿いを国道56号線北上して、今日は須の川のキャンプ場まできた。
一時、雪も降ったが、おおむね風もなく、ヤシの木の似合う海沿いの道だった。
四輪の台車を押すようになった。真っ直ぐにしか進まないので方向を細かく直したり腕の力も使い、上りではけっこう体力がいる。
何時もは、この隣の公園の「ここでキャンプしてはいけません」と書いてある東屋にひそかに泊まっている。今日はキャンプ場に清掃費300円を払い、3時頃からテントを張った。ひそかにテントを張るには闇を待たなければならない。
近くにある400円の風呂に入った。髭をそった。いつぶりの風呂か?思い出せない。土佐清水か?
着た切り雀、の下着とシャツを夕暮れ迫る5時頃から手洗いした。水が冷たく、よい加減で洗濯を終えた。
明日はこの近辺を門付けするつもり、朝はゆっくりしよう。どうどうとテント張ってたって文句言う人はいない。
屋根がある休憩所に洗濯物干してあるから、あれは早めに取り入れよう。風があり、さっき見たら薄手の物はほとんど乾いていた。
こうやって、幸福な一日は終わりましたとさ。
橘安純こと大寺裕幸