高知日曜市で托鉢をしました。

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2013年1月6日(日)

高知日曜市で托鉢をしました。

以前、高知日曜市で托鉢したことがあった、その時は「ひろめ市場」に面した交差点の中央線側に立ちつくして読経を続けた。喜捨は、ほとんど無かった。しかしその時、傍に出店していた人がわざわざ私が立っている場所に来てくれて喜捨してくれて感激したのを覚えている。
そんな高知日曜市での辻立ちでの托鉢が上手くいかなかった、と話したら「出店している店に托鉢すればお金や野菜が溢れるほど集まる」と話してくれ人があった。
それで今回は野菜が山盛り集まってもどうしょう、と思いながら手提げ袋を準備して日曜市の露店に門付けすることにした。

高知日曜市は高知駅から南下する国道32号線から西に入る追手筋の南側片車線を城址公園まで露店が並ぶ。高知周辺の農家等が家族で出店の権利を受け継ぎ毎日曜日に続けられている。
8時過ぎに中央公園との交差点から西へ、城址の方向に露店の門付けを始めた。まだ人通りは少ない。各店の前でいきなり会釈し読経を始め、般若心経を唱え最後に「ありがとうございました」と言いながら深く頭を下げる。
喜捨がないまま次々の店に移る、店の端の方に立つようにした、隣接して店がない場合は体をほとんど店外に置いて真っ直ぐ前を向いて読経した。直立、前方直視であり、いきなり読経するので私の負い目もあり、店の人とほとんど目を合わせられなかった。
次々に店を移っても喜捨はない、私が読経しはじめると店番の人が店を離れることもも多い。
お客と店主が話していても、その脇で読経する。精神的に辛い、托鉢の姿勢を維持するために、背筋を伸ばす、声は大きくなくていいから腹から出すように注意した。周囲の雑音や視線に入る物を無視する。
ほとんどの店舗は私の存在を無視した。ハッキリと断ってくれたのは二軒だけだった。
だんだん人通りが多くなり、狭い店頭でお客さんの直ぐ隣で読経することになる。
これは修行だと思った、托鉢の姿勢を保つ事の修行、周りの環境に変わらず托鉢の姿勢を保つ修行だと思った。さらに後程強く思ったのだが、店やお客にとっては迷惑な托鉢者だと思った。

結局、最後まで門付け托鉢することが出来ず、信号機のある交差点二つ目まで2ブロック分、門付けをした。
それでも、8時15分から9時30分まで四軒310円の喜捨を受けた。この先のブロックには農産物を売る露店が多いので違う反応があるかもしない。

この様に緊張感で疲労困憊で信号機まで来て托鉢を止めようとして一服休憩していた。
そこで若者に呼び止められ、「大変ですね」と言われ財布の小銭をまとめて喜捨してもらった。それは露店での喜捨総額のやく2.5倍であった、私はそれで門付けの疲れがとれた。

朝から一人、遍路の人が露店の間の交差点で既に辻立ちしていた。私も別の交差点で辻立ちの托鉢をした。こちらの方は10時から12時まで二時間、で2690円になり満足いく喜捨になった。
辻立ちは普段の托鉢では出せない大きな声を出せて嬉しかった。
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by henroseikatu | 2013-01-07 14:31 | 托鉢遍路
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