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九州八十八ヶ所百八霊場徒歩巡拝28日目 宇佐神宮 第22番大楽寺

28日目2013年10月20日(日)
九州八十八ヶ所百八霊場徒歩巡拝28日目 宇佐神宮 第22番大楽寺

宇佐神宮が八幡神社の総本宮だと言うので、参拝することにした。九州にきて天満宮の大本、太宰府天満宮を参ったし、通り道沿いにある宇佐神宮に、喜んでお参りすることにした。
宇佐神宮でのお参りのしかたが、通常の神社とは違う。以下のような表示があった。
『四拍手の拝礼について
当神宮では、古くから「二礼・四拍手・一礼」の作法で祭典が行われております。この形は往古より次々と受け継がれてきたもので史料は無く、この起源は不詳であります。』
主神は応神天皇の御神霊である八幡大神であり、古くから仏教と融合してきたのが八幡信仰だと、栞に書いてある。

宇佐神宮の境内に種田山頭火の句碑があった。山頭火は宇佐神宮に昭和4年と13年に訪れているそうで、石碑には日記の一部が刻まれており、その中で「神宮参拝おのずから頭のさがるを覚えました。」と書いてある、また「今日は高田へでます。第五番、第六番をうたなければなりませんから岩山を四っ越しました。」等と書き地元の豊後四国八十八ヶ所を巡拝していたようです。
◎石碑の句
 松から朝が赤い大鳥居
 春霜にあとつけて詣でる
            山頭火

第22番大楽寺 宇佐神宮から道路を隔て、一筋入った所に大楽寺がある。宇佐神宮の宮司家の菩提寺と言うことで神仏の近さがうかがえる。
本堂には入れなかったけど、実質的に日常に勤行する場所は、持仏堂になっているようだ。本堂はコンクリート製の収蔵庫で木像の文化財の近くで蝋燭を灯せないだろう、最初から持仏堂でのお参りのつもりしていた方がよい。一人のために、わざわざ鍵を開けてもらうのも、大変だろう。
持仏堂は妙に読経が響いた、打ち鐘は、今までの寺院より大きさが小さくばちが貧弱であった、うまく鳴らすのが難かしかった。
持仏堂の本尊は如意輪観世音菩薩で、九州西国札所の本尊になっている。私が廻っている88ヶ所百八霊場の本尊は収蔵庫に収まっている弥勒菩薩であったけど、収蔵庫の外には香炉など設置されていなかったし、持仏堂の如意輪観音で勤行した。

朝からゆっくり宇佐神宮に参り、遅くなったけど、宇佐神宮と仏教の近さを知り、「みほとけのすがた」の特集展示にも興味があり、博物館に行くことにした。
by henroseikatu | 2013-11-08 14:51 | 九州八十八ヶ所百八霊場徒歩巡拝 | Comments(0)
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