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九州八十八ヶ所百八霊場徒歩巡拝36日目 第96番賢龍寺 第27番蓮城寺

36日目2013年10月28日(月)
九州八十八ヶ所百八霊場徒歩巡拝36日目 第96番賢龍寺 第27番蓮城寺
第96番賢龍寺 本堂、上がり口の階段に「本日参拝ご苦労様です。御朱印は中に用意してあります。」とのカードが置いてある。引き戸の下側に「こちらが開きます」と掲示。
室内は大師の伝記の絵や、般若心経写経が整然と飾られている。
祭壇の左右に、墨書が掛けてあった。参り場所の香炉は線香を横に寝かせ蓋をする初めて見るタイプである。
テーブルにはお接待の煎餅が置いてあり、「本日は、お参りご苦労さまです。生憎留守にしております。御朱印・差し替は箱に入れてあります。本尊御影はお持ち帰り下さい。
犬猫が入りしますのでお帰りの際には締めて下さい」とのカードが置いてあった。

インターホーンを押すこともなく、勝手に勤行し、納経し、人に会わずにお参りを終えた。

県道519号を進む、大原総合公園を過ぎると、すぐ下りになり三重町駅で市街地を通り、パチンコ屋を過ぎ浄運寺を通過したところコスモ石油から本線からはずれ左の道に入る。やがて前方、山の上に般若姫の像が見えてくる。

第27番蓮城寺(内山観音) まず大きな講堂が目立つ、薬師堂で千体薬師像が安置されている。中央の大きな薬師如来像の両脇に高さ65センチ程の木造薬師如来像が並ぶ。
「豊後の人々が戦国乱世の言語に絶する病難、苦難の救済を求めて一体、一体を寄進したと考えられます」と堂内に掲示してあった。

本堂は入れない様な雰囲気で、時間もなかったので本堂前で勤行することにした。日常的には本堂前での参拝はされていないようで、蝋燭立て香炉は整備されていない。納経を受け付けた女性に聞いたが本堂には上がれないとの事であった。
この霊場を廻り、どこでも本堂に上がって参拝することを前提に受け入れてもらっていた。本堂に上がれなかったのは91番真光寺と2寺院目である。
隣接する公園に入って直ぐの建物には、般若姫の物語が壁に書かれている。
バスで来た団体は本堂には寄らず、薬師堂だけ見て帰った。


三重駅から内山観音への道脇に山頭火の句碑と説明があった。
「山口県出身の行乞放浪の俳人山頭火(本名種田正一)が昭和五年十一月四日重岡より三国峠を越え三重町に来遊したときの句」

暮れてなほ耕やす人の影の濃く



秋の山路おへんろさん夫婦づれ
by henroseikatu | 2013-11-08 16:42 | 九州八十八ヶ所百八霊場徒歩巡拝 | Comments(0)
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