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托鉢遍路№109 手を合わせてくれる若者 4月30日2012年

托鉢遍路№109 手を合わせてくれる若者 4月30日2012年

前にも書いたと思うけれど、大阪では托鉢してくれる人に20代30代の若者がよく目立つ。
(四国ではスーパー前で托鉢することが多く喜捨してくれる人はオバチャンが多い。
大阪ではスーパー前で托鉢できず、街角に立つ辻立ちだからオバチャンが目立たないのかも知れない)

昨晩、梅田のナビオ前で托鉢したけど、
「頑張って下さい」と一言かけて喜捨してくれる人と、何も言わず椀にコインを入れて、そのまま去って行く人がいる。

また無言のまま喜捨し、私に対して手を合わし頭を下げて合掌してくれる人々は、私が御宝号を三回唱え終わっても合掌しておられる。
そのように合掌してくれる人々の態度には敬服いたします。格好だけ白装束の私よりも心が込もっている。
(私が喜捨するときには、それほどの祈りはない、無心ではなく義務的である。言えば偽善、慈善である)
私は拝まれるほどの人間ではない。私に合掌してくれる人々は私にとって菩薩に違いないと考える様になった。
菩薩に対して相応の祈りをしていきたい。
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by henroseikatu | 2012-04-30 19:03 | 托鉢遍路 | Comments(0)

托鉢遍路№108 西成で仏教が売れる 4月30日2012年

托鉢遍路№108 西成で仏教が売れる 4月30日2012年

いま大阪西成区のJR新今宮駅で露店を出している。
売れないと思って今まで出していなかったCDを並べた。とたんに般若心経と御詠歌のCDが売れた。
また四国遍路の本なども並べていることもあり「写経の本が欲しい」と言うお客さんがいた。(以前に置いてあり売れた)

私の予想外にこの町には仏教に感心を持つている人がいる。
考えて見ると、今までも仏教関係の他に、憲法や詩の本も売れている。この町は案外、文化度は高いのである。

また、図説仏教、真言宗のお経と言う本が売れた。
考えてみると、日雇労働者の町から生活保護者の町になり、高齢化がどんどん進み、否応なしに死を見つめなければならなくなっている人が多くいるのだ。

私は最近大阪にいなので、良くは分からないが、私が知っているのは、釜の夏祭りの慰霊祭で僧侶がお経を唱えるのと、お盆の時期に市民館でささやかな集まりをするぐらいだ。仲間内でやっているのかも知れないが、日常的に見える形で僧侶が宗教活動しているのは知らない。
私自身もそうだが、若いときには省みなかったけれど、今は仏教について知りたがっているのではないのか?
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by henroseikatu | 2012-04-30 17:12 | 托鉢遍路 | Comments(0)

托鉢遍路№107 合掌され拝まれる 4月13日2012年

托鉢遍路№107 合掌され拝まれる 4月13日2012年

この前、大阪・梅田で托鉢していた時、多くの人はお金を椀に入れて、素早く立ち去って行くなか、何人かの人に私は合掌されて拝まれた。
それで自分が恥ずかしくなってきた。ちゃんと、托鉢に臨まなければいけないと思いだした。
その合掌がぞんざいでなく、私の前でしばらく手を合わせ私が拝まれていた。
私は口ぐせになっている「ありがとうございます」と言った。その人はまだじっと私に手を合わせているので、私はご宝号を唱えた。

前回、私に喜捨してくれた人々の方が心持ちの点では、上だと思う。私も無心で托鉢し喜捨を受けられるようになれれば良いのだが、と書いた。
喜捨される側は卑下してはいけない胸をはって喜捨を受けるべきなのである。
ところが私は「ありがとうございます」と言うことを習慣にしてしまっている。
四国で托鉢仲間と、人情として「ありがとうございます」と言ってしまう、と話したことがあった。
確かに、かわいそうだからと憐れみを受けてるときは「ありがとうございます」とお礼を言うべきであろう。
しかし托鉢行としてはお礼など言う必要はないのだ。仏教徒の仏道修行の一つの慈悲の行為として、布施や喜捨は行われ、それで見返りを求めてはいけない。また布施される方も、恩を感じたり卑屈になってはいけないのである。

四国で長いこと托鉢を続けてきていて、いまさらそんなことと思うかも知れない。
しかし大阪に来て、四国での托鉢と違う感覚を得ている。
四国では私に喜捨してくれる人は「おばちゃん」が多かった。しかし大阪では喜捨してくれる人数は少ないが、男性のほうが目立っている。そして殆んど中年から若い人である。
そんな少ない喜捨してくれる人々のことを考えていくと、私ももっと真摯に托鉢に当たらないといけないと思う。
少なくても、托鉢で「ありがとうございます」と言うことは止めようと思う。

◎花見の人を目当てに托鉢をした。人波は途絶えなかった。やはり暗くなると、めだたなくて注目されないようだ。こんどは寺の山門で托鉢してみたい。
4月7日
天満橋北側袂遊歩道 15:30〜17:30 625円
桜ノ宮源八橋歩道 18:45〜19:45 100円
4月8日
桜ノ宮源八橋歩道 14:00〜16:00 1110円
17:00〜18:00 220円
18:00〜19:00 562円
阪急東通商店街ナビオ側入口 20:30〜22:30 984円
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by henroseikatu | 2012-04-13 22:29 | 托鉢遍路 | Comments(0)

托鉢遍路№106 大阪、夜の繁華街の托鉢 4月7日2012年

おにぎり違いましたか、髪は黒髪にして高野山大学を卒業して今は奥の院で務めているそうです。

托鉢遍路№106 大阪、夜の繁華街の托鉢 4月7日2012年

大阪に来て何回か托鉢した。街角に立ち左手にお椀を持ち読経しながら喜捨を乞う、辻立ちと呼ばれる托鉢だ。

四国ではスーパーマーケットの入口でよく托鉢をしていたが、大阪では条件が適当なスーパーマーケットがない。
各家の玄関で喜捨を乞う門付けは、托鉢を理解しない人が多いと思われるので、不審に思われそうで、やる勇気がでない。

四国での托鉢と比べ、喜捨してくれる人は少ない。2時間立ち読経して2、3人の人が喜捨してくれる。その中の1人が五百円、千円の喜捨してくれて喜捨総額としてはある程度になったりした。しかし高額の喜捨を当てにはできない。そんな菩薩がいつも現れるとは限らないのだ。
すると、長時間立ちつくさなければ満足する額にはならないことになる。大阪では托鉢だけでは生活できないと思っていた。


◎4月4日
知り合いのアドバイスもあり、夜の繁華街で酔っぱらいを目あてに托鉢することにした。
阪急百貨店から阪急東通商店街と言うアーケードが延びている。最初はパチンコ屋やゲームセンターが多い。奥に進み新御堂筋?の高架下を過ぎると居酒屋や食べ物屋が目立つようになる。
22時20分から高架下の交差点で托鉢する。信号機があり青になるごとに、人波が移動する。アーケードの幅が狭いので、窮屈な人波である。

まず男の人が百円を椀に入れてくれる。
読経を続けていると、千円札を椀に入れてくれる。私はビックリした、少しの時間で苦労もせずに有難すぎる。酔っぱらいではない。若いスーツ姿の男の人でスーツケースを引っ張っていた。

それから、またしばらくたって、若い人が、椀に小銭を勢いよく、いっぱい入れてくれる。その人が「ここよりアーケードの入口の方が良いよ」と言った。
そうすると他の人も集まり、小銭を次々に入れてくれて、ここで托鉢していると迷惑になると言う。
私はお経をあげるのが縁起悪いからですかと問うたが、迷惑になる明確な理由は分からなかった。
集まってきた人は居酒屋の客引きとも思われたが、多くの人はスーツ姿でホストクラブの客引きではなかろうか。
私は地元の人と敵対する気はなく、進められたアーケードの入口の方に移動した。

アーケードの入口で22時50分より托鉢する。道をはさんで阪急百貨店になる、先ほどの高架下に比べ道幅は広くなっている。そこを酒を呑み酔っぱらった男たちが横に広がり歩いてくる。帰宅するべく、駅に向かっている。
道脇に立ち托鉢する。何回か喜捨があった。
その後に、背の高い若い人が椀に喜捨してくれて、その人が「伊勢神宮の初詣の時にも托鉢している人がいて、おかしいと思った」と言われる。
私は四国遍路では神社も参拝します。明治維新の廃仏毀釈以前は神と仏は両立していた等と話した。
そんな話をしばらくその人と話した。するとその人は、よく分かりました、お話し代ですと千円の喜捨をいただく。

このことがあり、托鉢の可能性があると思った。金銭の問題ではない、私のとてもつたない話を感心して聴いていただいたことだ。
前から辻説法みたいなことをやりたいと思っていたのだ。まあ、もっと勉強していかないといけないけれど。

夜中を過ぎ電車も無くなり始めて人波は途切れてきた。始めて2時間経ったので24時20分に托鉢をやめた。
建物の陰で荷物を整理していると、高齢のご婦人が近づいてこられた。
ごくろうさんと言われ、千円の喜捨をいただいた。

この夜の托鉢をして、大阪でも托鉢を理解し喜捨してくれる人が多くいることが分かった。気合いが入っていれば場所や時間を考えて大阪でも托鉢で生きていけると思いだした。

私自身は托鉢は四国遍路するためにするものだと思っていて、負い目を感じながら大阪で托鉢をしている。
しかしながら、私に喜捨してくれた人々は、こんな私に何の疑いも持たず、何の見返りも求めず喜捨してくれている。私は托鉢している人にあえば喜捨するようにしている、でもほとんどが百円玉一枚だ。千円の喜捨なんて到底しないだろう。
心持ちの点では、白装束や輪袈裟などしていない人々、私に喜捨してくれた人々の方が上だと思う。
私も無心で托鉢し喜捨を受けられるようになれれば良いのだが、自制がきかない余裕があれば余裕のなかで欲が拡がる。
煩悩があるからこそ悟りが開けると言う。煩悩とのんびり付き合いながら、即身成仏に向かい勉強していきます。


◎以下大阪での托鉢
3月22日
大阪駅前歩道橋上 17:15〜18:15 200円
3月25日
難波高島屋前 10:30〜12:30 835円
大阪駅前歩道橋上 15:30〜16:30 0円
天神橋筋天満駅前 17:30〜18:30 210円
3月27日
難波高島屋前 11:50〜12:50 1100円
4月4日 難波高島屋前 14:00〜16:00 1121円
大阪駅ルシアから阪急への連絡通路 18:30〜19:30 1100円
阪急東通商店街 22:20〜24:20 4724円
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by henroseikatu | 2012-04-07 12:03 | 托鉢遍路 | Comments(0)

托鉢遍路№105 いま大阪にいます 4月6日2012年

托鉢遍路№105 いま大阪にいます 4月6日2012年

ごぶさたしています。しばらくぶりです。いま大阪にいます。

やっと携帯でメールを打つことができるようになりました。
長いこと、連絡せずにすいません。
大阪の野宿小屋の荷物を整理すれば、また四国遍路を続けるつもりです。

大阪での托鉢も捨てがたいものがあり、しばらく大阪の生活を楽しみます。
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by henroseikatu | 2012-04-06 08:35 | 托鉢遍路 | Comments(0)