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托鉢して温泉に入るか!

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2012年7月29日(日)

昨晩は三豊市高瀬駅近くの児童公園で野宿、なでしこのスエーデン戦をラジオで聞く。
これから先に大きなスーパーがないので7時開店のイオンでパンを買う、すると所持金が数十円になった。
一昨日、托鉢が上手くいった、それで買い物をした。しかし昨晩のスーパー托鉢は喜捨が1名しかなく、それでも晩飯に弁当買ったものだから、今の金銭状態になった。

9時35分から三豊市三野町あたりの遍路道を托鉢。一部真っ直ぐ続く細い、畑沿いの道があり、古くからの道だと感じられる。

男の人が見えたので、お経を詠ましてもらっているんですが、と私が言った。すると男の人は「かまわんです」といった。しかし私は意味が分からなくて躊躇していると、「いま出かけるところなので」と言う。それで私はありがとうございました、と言って退散した。
玄関でお経を読み始めると、孫だろう赤ちゃんを抱っこしたご婦人が出てきて「お断りしたいんです、子供が・・・」と言われる。
私が声をかけようとすると手をふって「いま出ますんで・・・」
以上、喜捨を断られた人たちである。

私は相手の顔を見なければ、勝手に玄関先で読経を始め、住人が応対に出てこなくても、読経が終われば勝手に、ありがとうございました、と言い頭を下げてから、隣の家に向かうのである。
その家に誰もいなかったり、喜捨するつもりのない人が応対に出ないで黙っている人もいるかも知れない。
ハッキリと托鉢を断ってくれると早く次の家に行けるのでありがたい。

玄関にヨシズを立てかけているので、そのわきで読経を始めた。するとご婦人が出てきて玄関を開け放ち「陰の方でどうぞ」と言われる。読経がすむと冷たい缶コーヒーを差し出され「ここで飲んでください」と言われる。私は、そこでコーヒーを飲み少し話をし、老人ホームの温泉が300円だと教えてもらった。
読経が終わった、玄関の中から人は出てこない。その家を出ると、向かいの作業服の男の人が冷たくないですがとリアルゴールドを1本頂いた。現金の喜捨も頂いた。
ある家の前で草取りしている男女がいた、「ここの家の者ではないのですが?」と言われた。私は、続けてお経を上げさせてもらっているので、と言い玄関に向けて読経した。読経が終わるとその草取りの男性に喜捨を頂いた。
読経が終わると出てきた女性が「うちは宗派が違うんだけど、拝んでくれたから」と喜捨を頂く。
犬が吠えるが、かまわず読経する。家の中から何か声がするが、かまわず読経を続ける。いきなりふすまが開いて「あんたもういいわ」と強い剣幕で言われた、気分を害したのだと私は思い、どうもすいません、と頭を下げた。するとおじいさんは千円札を差し出す。私は分けがわからず、ありがとうございます、と言って直ぐ退散した。
男の人に、作業中にすいません托鉢修行している遍路です、お経を上げさせてもらっています、と声をかける。どうも迷惑そうなので退散しょうとすると、「ちょっと待って、硬いかもしれないけれど」と箱に詰めていた桃を2つ頂いた。

門付けしてきた遍路道は、田んぼも残り、旧くからある広い敷地の農家がある。納屋などがあり立派な瓦屋根の日本家屋である。
一方、最近宅地開発された狭い敷地に、モダンなよく宣伝されているような家もあった。

結局、この日の三野町の門付けは、2時間15分間、門付けして、だいたい9軒からの物品、現金の喜捨があった。千円の喜捨もあり、現金喜捨は2310円となった。

手元に現金があると気分は安定する。さっそく温泉に入ろうと先に進んだ。

目的地は四国88ヶ所霊場第71番弥谷寺で、その寺の登り口に「ふれあいパークみの」と言う道の駅がある。ここに「いやだに温泉」がある。ここは入湯料は千円以上するでしょう、一度地元の回数券を買って入っている人に、券を頂いて入ったことがある。でも私の生活費では入れない額だ。
道の駅の隣にある老人施設に安く入れる温泉があると前から聞いていた。

道の駅の公園で飯を食べてから、さっそく道の駅の先にある老人保険施設みの荘に行った。駐車場を下った建物の一階が温泉の入口であった。
そこまで行って、その温泉は日曜日は休みだと知った。今日は日曜日である、残念である、明日入れば良いとも考えたが、それでは明日托鉢できなくなる。今日は身体を拭いただけで我慢しますか、残念。つぎ風呂に入れる機会は、どこであるだろうか?

以下安い温泉、次回は入るぞ!
◎天然温泉 長寿の湯
(老人保険施設みの荘1F)
定休日 毎週日曜日 祝日は営業
料金 400円
営業時間 午前10時〜午後8時まで60歳以上の方ご利用できます。(食事も安くできると聞いている)

写真は、遍路道で見た稲、穂がでている。
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by henroseikatu | 2012-07-29 21:59 | 托鉢遍路 | Comments(0)

一昨日 昨日 今日

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2012年7月24日(火)

今日は朝一番で別格14番椿堂常福寺に参拝した。小さな境内、福の神を見逃さないように。このお寺、歩きの遍路からは納経料を取らない、それに加え缶コーヒーを頂いた。(何時もこと)
椿堂付近から門付けした。そのあと、雲辺寺登り口を通り池田まで行き、吉野川北岸を下り、箸蔵の町まで来た。
別格14番椿堂から箸蔵まで、今日の歩行距離約21キロ、43114歩であった。だいぶ歩いたと思ってもいたけど、たいした距離歩いてませんね?昼寝の時間あったし、水浴びしたし・・・
箸蔵大橋の下に誰もいないゲートボール場見つけ、そばの川で身体をふいて洗濯した。それから洗濯物ほそうと思っていた。
そしたら、「これからここで阿波おどりの稽古を(午後の)7時から9時までするのでうるさくしますから」とご婦人に言われた。住民たちが集まってきた。
まだ飯食べていなかったし、行くあてなかったが、その場を退散した。後から考えたが、そこで阿波おどり習っておけば良かったとも思ったが、腹すいてたから無理か?
その晩、箸蔵ロープウェーの登り口駅で野宿。

2012年7月25日(水)
朝から箸蔵寺へ登る。ロープウェーに乗ると分からないが、歩きの山道が終わると、立派な参道が現れる。幅広い道、砂利が引かれている。境内までは長い階段が続く。納経所やロープウェー駅のある敷地から、さらに階段を登ると本殿のある、とても広い場所になる。山の上の寺にしては、広々としている。
本尊は金比羅大権現で、権現がいる建物をこの寺では本殿と言っている。本殿の構造は神社と同じで、本尊の建物は奥の高い所にある。
確か幕末頃?に建立された?梁等の彫刻や透かし彫りがすばらしい。

それまで、これから雲辺寺に行こうと思っていたが、また山登りするには食料が手に入らないし、托鉢もできないので、雲辺寺に登らないことにした。
今回は四国88ヶ所の霊場を廻っているが、納経(寺で納経帳に墨書、朱印してもらうこと)していない。しかし今回は別格20ヶ寺霊場の納経を続けている。
それで、別格の次の寺、16番萩原寺へ直接向かうことにした。
ここは吉野川沿い徳島県である。萩原寺は香川県にある。とうぜん雲辺寺に登らなくても、峠越えがある。
甘くみていて、山道を抜けられず、県境を過ぎた薬師鼻展望台で野宿。
2012年7月26日(木)
別格16番萩尾寺参拝。
琴弾公園の浴日館で宿泊。
2012年7月27日(金)
午前中の門付け、夕方のスーパーでの托鉢がうまくおこなえた。

【委細記載してると、いつ発信できるかわからないので、これで送ります。悪しからず。】
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by henroseikatu | 2012-07-28 07:47 | 托鉢遍路 | Comments(0)

頭陀袋改良、喜捨入れ

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頭陀袋の蓋の部分は二重になっていたので、その蓋を閉めた時の頂点部分を横に切り裂き、蓋を閉めた時に、ポケットになるようにする。
新しくできたポケットの外側の上部の内側に芯を入れる。(折り曲がるようなプラスチック)
そして、ポケットの反対側の左右をゴムで引っ張る様にする。これでポケットの口が大きく開くようになる。

京都で托鉢していた真言宗の人は、黒い上部が開いた物入れを、虚無僧のように首にたらしていました。(袈裟の一種なのでしょうか?)

●思うに、若い人でも、道端に佇んで読経していることから、これは喜捨を求めていると想起し、椀を持たずともお金を入れてくれると思います。
●首にかける形のバッグならは別のものでも使えるのではないのでしょうか?
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by henroseikatu | 2012-07-22 16:40 | 托鉢遍路 | Comments(0)

最近の托鉢のやり方

2012年7月22日(日)

昨晩は三島運動公園で野宿。スーパーでの托鉢の後で、洗濯。固形石鹸を使い手で洗いますが、何時も夜が更けてからしか干せません。
10時開場のプールに小学生の家族連れが列を作っています。小学生低学年の野球の試合が次々にあります。

まあ、気がぬけて門付けの気力も失せ、今日は学習するつもり。

明日から、しばらく大きなスーパーもないところに行くので、明日こそは早出することにして、今日はゆっくりすることにします。

前に遍路していた時、別格20ヶ寺の納経していたので、これからその続きの納経をしていきます。


○最近の托鉢のやり方
◎托鉢は1時間限りとする。(辻立ち)
大阪、京都で托鉢をしてきて、それまで四国でやってきた托鉢とやる方法を変えた。まず四国では2時間続けて托鉢してきたが、それを一ヵ所では1時間の托鉢とした。四国では2時間立って托鉢すれば、どんな時でもある程度の喜捨が集まった。しかし大阪では2時間立っていても集まりが少ないので、長時間立っていても無駄なことが多い。緊張感があるうちに場所を変えて托鉢することにした。
また四国の規模の大きなスーパーマーケットで托鉢1時間過ぎてから店の方から「敷地内ではどなたにもお断りしています」と言われたこともあった。
これからは、托鉢はいつでも1時間限りとした。

◎頭陀袋に喜捨を受ける。
それまで托鉢するとき左手で椀を持ち、喜捨を乞っていた。今は胸の前にかかげた頭陀袋に喜捨を受けている。ほとんどの人は街頭で立ち止まり読経していると喜捨を乞っていると理解してくれる。
椀を持たないことは精神的も楽である。椀をかかげていることで乞っていると強調され恥ずかしいという思いが強くなる。
また椀を持たないと両手が自由に使え、読経の表現の巾が広くなる。持鈴を使う場合、片手で椀を持てば片手合掌の手で持鈴を振ることになりとても不細工である。読経するときに片手合掌では完全な気合いが入りにくい、左右の手で合掌できるのが、落ち着いて良い。
※頭陀袋は四国遍路用の市販の物を使っている蓋には「奉納 梵字のユの字 同行二人」と書いてある。その蓋の上部を裁断して蓋を閉じたまま喜捨を受けられるようにした。

◎勤行ついで心経の連続読経(辻立ち)
辻立ちのとき、今までは退屈しのぎに色々のお経を任意に読経していた。般若心経を中心に十句観音経、理趣経偈を唱えてきた。
今は、最初に左手片手合掌、右手に持鈴を持ち、真言宗金剛峰寺の信者勤行をする。それから心経を連続読経する。
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by henroseikatu | 2012-07-22 11:26 | 托鉢遍路 | Comments(0)

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少し暗くなってからだろうか、蚊が集まってきた。主に足下に数十匹、百匹にはなっていないと思うが、数えられそうもない。
ズボンから素足がでて彼らにに絶好な食卓を提供している。さっそく、その食堂に靴下をかぶせ閉店にした。

シャツの上から食事を試みる奴がいる、夏の吸湿速乾性の薄い生地なのだが上手く食事ができるのか、彼は何度もすいつこうとしている。かるく手で払った。

それでも、好感をもてるのは、彼らは全面戦争をいどんでこないことだ。宣戦を布告し正面から怒濤となって、顔をめがけて、次々に特攻攻撃をされたら、たまったもんじゃなない。
その時は白旗あげて逃げるに限るね。彼らもその辺のところは理解していて逃げられる程には集中攻撃をしてこない。何しろ格好な獲物が飛び込んで来たのだから、逃げられてはおまんまの食いっぱぐれである。
私だって菩薩程ではないけれど、小さな慈悲を与えるのにやぶさかではない。彼らの一人二人なら養う覚悟はできている。痛くしないでくれ。
首の後ろ側や、毛のない頭のてっぺんにチクリとする。素早く自分の頭をぺんぺんとたたく訳にもいかない。素早く勢いよく自分の頭を叩くのには躊躇する。私は手で払った。彼らは逃げた。

昔、始めて野宿をした時だった。港近くのさびれた公園の植え込みの陰にシートを引いて横になり寝ようとした。そのとたんに彼らの集中放火、同時多発自爆攻撃が始まり。私はすごすご、逃げたことがあった。
それに比べたら、足下にたかる彼らなどとるに足らない。気にしなければ良い。いると思えばいるように思えるが、いないと思えばいない。そんな存在になってくる。彼らは不確かな存在に過ぎない。人間の全血液に比して彼らが奪う血液はいかほどか、微々たるものである。痛くなければ少々の献血はするべきだ、生物皆兄弟。

ある夏、遍路していて蚊取り線香を持ち歩いた時があった。蚊が気になった時に使ったが、夏が終わっても最初買った渦巻きを使いきらなかった。
貧乏症で買った蚊取り線香を長持ちさせたかったので、我慢できる敵の数なら、殺傷兵器を使わず個別対応を心がけていた。また彼らも、深夜には寝蔵に帰るようで、使いかけの蚊取り線香を寝る時に火を着ければ十分間に合っていた。
それ以来、私の夏の遍路の持ち物に蚊取り線香は入れていない。やぶ蚊の集中放火は恐ろしいが、そんな所はさっさと通りすぎれば良い。

夏になると蚊取り線香のコマーシャルが目立ってくる。蚊取り線香の長さは人の睡眠時間と同じだと言う。あの渦巻きを一本まるまる使うことに合理的な理由があるのだろうか、真夜中に彼らの活動が活発でないのは確かなのに、一晩中、蚊取り線香を点けることが一般的になっている。一晩中人間も蚊取り線香にいぶされるのだ。

明くる朝、身支度をして、食事をしようと思いだした頃。彼らが現れた。気持ちよく寝られて、すっかり忘れていた。彼らが寝ぼけてる間に退散する。
(以上、横峰山、湯浪登山口休憩所にて)

◎現在20日、昼。二晩、新居浜の将棋会館に泊まらせてもらった。
これからのんびりと遍路道を歩く予定、曇り勝ちで、のんびりと。
写真は新居浜から見える山波。
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by henroseikatu | 2012-07-20 14:18 | 托鉢遍路 | Comments(0)

当方 元気であります。

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元気 健康 勇気なし
明日 明後日 予定なし
インターネットにつながないことにしているので、色々あしからず。

何かの時は電話ください。
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by henroseikatu | 2012-07-16 20:02 | 托鉢遍路 | Comments(0)

ここいらの土地は私の家のもの

2012年7月15日(日) 新居浜へ

車道の突き当たりに、東屋があり、そこから60番横峰寺への登山道がある。私はこの日、ここで泊まって、明日早朝、荷物をここに残し60番横峰寺へと山道を登る。
ここには水場があり、よく水汲みの人が自動車でくる。一応トイレもある。

そのトイレを男の人が掃除していて、高齢の女性が見守っている。
東屋で荷物を拡げ裁縫している私の処に、その女性がジュースとポン柑を持って来てくれ、少し話をする。

ここいらの土地は私の家のもので、東屋とトイレは町が建てて、トイレの掃除の仕事を請け負ってやっている。お父さんが三年前に死んだ。息子は大工で日曜しか休めなくて今日、トイレ掃除している。
お父さんは四国電力の送電線立地に色々骨折って、良い場所の鉄塔と通路の草刈の仕事をもらっていた。その仕事を娘婿が引き継いで仕事している。年に二回、今頃と秋にその草刈の仕事をする。今は秋には通路だけ草刈する。昔は単価が良かったけど、今は悪くなってきた。林業の人たちが送電線が邪魔だと言って保証金を取るので、四電が草刈の単価を低くしている。
車道はここで止まっているけど、この先山林の所有者の調整がつかなくて、そのうち不景気になり公の予算が下りなくなって道が出来なくなった。F649.gif

そんな話をしてくれた。道を作るとき、山林の所有者が敷地を寄付する話を聞くけど、それにも利権がつながっている、と思うと同時に、個人の所有している所を通行させてもらいながら遍路していられることを思った。

PS.以上、昨日の話、今朝、横峰寺に登り、山を降りた。ゆっくりと公園で昼寝。
次の札所お参りせずに夕方、スーパー托鉢。
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by henroseikatu | 2012-07-16 19:54 | 托鉢遍路 | Comments(0)

太陽燦々 ひまわり燃える

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2012年7月15日(日) 新居浜へ

今日明日は晴れベースの天気、所により雷雨の天気予報。
朝のうちはモヤがかかっていたが、やがて太陽が照りつける。

道脇の畑がひまわり畑になっている。(平成24年 大頭地区環境保全会 製作)
ひまわりの大きなサイズ(640×480)あります。

小松町大頭、国道11号線を横断して、いよいよ60番横峯寺への道。

川で洗濯。どうせ雨に濡れるからと同じズボンをはきっぱなしだった。厚手のズボンなので手洗いしても、曇空ではなかなか乾かない。だいぶ汚れていてコインランドリーないかと探しながら歩いていた。太陽照りつけるので、洗濯することにした。
ついでに水浴び。
まっ裸になって体を荒い髭をそった。
隣でやはり野宿だと言う男性も水浴び。
道路を通る自動車から見られている。
両手両足拡げ仰向けで空を仰ぎながら水に流される。至福の時である。

PS、16日 昨晩、横峰寺の登り口、湯浪の東屋では携帯圏外。今、一時間半ほどかかって横峰寺到着、メール発信。
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by henroseikatu | 2012-07-16 07:49 | 托鉢遍路 | Comments(0)

一日

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2012年7月13日(金) 新居浜へ

新居浜に荷物を預けてあるし、まずは新居浜を目指している。

昨晩は58番仙遊寺下の遍路小屋に泊まった。木のベンチに井戸まで付いている。仙遊寺は朝6時からの勤行に参加もできたはずだが、のんびりと支度していて遅くなってから山に登り、お参りした。

林の中のカーブに花が落ちていると思った。近くに行くと亀の切断死体であった。首が緑で、赤い花が咲いていた。

門付けをする。最初入った家が、玄関を開け広げて中から話し声が聞こえた。
それで、いきなり持鈴をならし読経を始めた。(呼鈴を鳴らし許可を受けてから読経する方法もある)読経が終わると、女性がお金を袋にいれて喜捨してくれる。この辺りは農家が多い、まだ扉が古めかしく、読経の声は室内に届くかもしれない。各玄関の前で読経して歩くのは、スーパー前での辻立ちと同じ感覚になる。

雨が、傘をささないといけないほど降り続けてきた。
鎮守で雨宿りする。社の階段に座ったまま仮眠。目の前の畑で里芋の葉っぱが雨をまるめていた。
雨支度する。朝から靴をはいていたが、サンダルにはきかえる。靴が濡れると乾かすまでやっかいだ。荷物に雨カバーをかける。今日は左手で台車を引き、右手で傘を掲げる。ポンチョだと蒸すし、下半身濡れても気持ち良い。

スーパーがあったので、今日托鉢した二軒の喜捨で昼飯にする。108円の生そばスープ付き(汁が多いので満足がいく)。それに98円の食パン、買い置きのジャムをぬって食べる。

自転車帰宅の中学生、ヘルメット被った男子、カッパ着ているのは半分以下。雨打たれながら自転車は急ぐ。
先のT字路、曲がろうとする自転車、車と衝突。倒れた自転車、とんだ中学生。
大きなケガはないようで、自転車を起こそうとしている。当たった乗用車の運転手らしき女性がいる。
道端にやけに太いウンコ、人間のかな?

自転車に乗った女の子、半袖の白いシャツ、雨に濡れてる。私は眼を反らす。

雨の中、59番国分寺を参拝。頭陀袋を荷物の中にしまいこんでしまったので、数珠も輪袈裟もなしに読経した。

唐子浜に出て桜井まで行き、5時からスーパーで托鉢、雨はほとんど止んでいたので、ビニールカバーをつけた笠をかぶり入り口に立った。
今までのスーパー托鉢と違い、暖かい感じがする。喜捨してくれる人が多い。そして、喜捨に改まった感がしないのだ。十円玉、一枚二枚でも入れてくれる。
これまでのスーパー托鉢では一時間托鉢して、喜捨してくれる人は二、三人と言うこともあり、最低百円玉のことが多い、そんななかで五百円玉や千円札を入れてくれる人があったりすると嬉しくなり、その日の糧となる。
読経する身としては、もっと気楽に十円ニ十円でも入れてほしい。結局そんな場合の方が集まる喜捨が多い。喜捨の額ではなく喜捨してくれる人数に勇気をもらえる。
一時間托鉢して、そのスーパーで晩飯の買い物をした。店を出るとき、店頭で野菜の整理している店員さんに「ありがとうございます」と言えて良かった。この店員さんは、私が托鉢している間、向こうの方にいたが、野菜の整理を私が托鉢しているために遠慮していたのだと思う。

少し歩いて綱敷天満宮そばの、常宿の東屋に泊まった。

PS.明けて今は14日7時40分。雨が本降りだ、天気予報では午後から雨が上がるようなので、少し、この東屋で待機して、小降りになったら出かける予定。
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by henroseikatu | 2012-07-14 07:55 | 托鉢遍路 | Comments(1)

四国に着く

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2012年7月10日(火) 歩いて四国へ20日目

本日午前中、来島海峡大橋を渡り四国の大地に渡りました。大阪から20日目になります。しまなみ海道のサイクリングコース(歩行道)は約70キロメートルになるそうです。写真は来島海峡大橋の上でとりました。

◎今朝、来島海峡大橋に入る前に、道の駅であった猫の話。
藤棚の下のベンチに腰を下ろすと、私を遠巻きに白い猫が様子をうかがっている。
少し離れ、私の周りを、やせた小柄な胸から腹に脂肪のかけらもない、丸みのない細長い猫は腰を落とし地をはうような足どりで円を描く。ときおり留まり私に視線を送るのだった。

私は食パンに魚肉練り製品を挟み、またジャムをぬって食べた。
始めは彼女に何もやらないつもりだった。私を見つめる目に意地らしくなり、食パンの耳を少し投げてやった。彼女はさっそく、それをくわえ少し遠くに行ってそれを食べた。ガツガツとすぐ食べ終えた。パンの耳を大事に食う。そっぽむかれても仕方ないパンの耳。よほど腹がすいているようだ。

この藤棚の下の来訪者が唯一の飯の種ではなかろう。彼女は各家をめぐり食を乞ったり、魚の水揚げに立ち会い喜捨を受けたりしているだろうに?

やせた白猫パンの耳たべ下座修行

◎6つの島で本州と四国をつなぐ瀬戸内しまなみ海道は自動車専用道で普通車で4700円で通行できる。
人間や自転車は尾道から向島まではフェリーを使う方が便利で人は片道60円です。
それからサイクリングコースになっていて地道を歩いて因島への橋を渡ります。
どの島でも橋を渡るためには地道から橋脚の上まで上る坂が長く大変です。50cc迄のバイクと軽車両は通行料50円(最後の来島海峡大橋は200円)ですが、人は無料です。
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by henroseikatu | 2012-07-10 12:15 | 托鉢遍路 | Comments(0)