人気ブログランキング | 話題のタグを見る

遍路6番安楽寺から8番熊谷寺

遍路6番安楽寺から8番熊谷寺
2010年7月2日
昨晩泊まった台山公園で昼までテントの補修などしていた。

それから6番安楽寺、7番十楽寺を参拝する。
8番への遍路道を歩いていると、接待所から呼び止められて、足を止め荷を下ろす。
ビニールハウスを利用した接待所で、七人はいただろうか、女性が一人で後は男だ。
どこの住職も女好きだ。〇〇の線香たては300万。業者も寺の予算目一杯の品物に加工してくる。菅さんが一日目に来て三時間ここで話していった。などと話をしていた。
私は「同行二人旅」と言う歌を歌った。音程が取れなくて悲惨な歌になったが、歌詞が良いと言ってくれた。

また歩き出すと雨が降りだした。用意していた傘をだす。
熊谷寺で通夜することにする。接待所でも駐車場のプレハブに二名まで泊まれる、と聞かされていた。

●8番熊谷寺は何時もの様にご詠歌を境内に流していた。
本堂に向かう階段を登って行く。紫陽花がとりどりの色に咲き誇っている。
本堂に行くと、きらびやかな袈裟衣のお坊さんが、意味は分からないが節をつけ詠っていた。
少し聞き惚れ、本堂での勤行は止め大師堂に回った。

納経所で納経帳に墨書朱印してもらい300円払う。
それから「通夜したいんですけど」と私が言うと。
お婆さんであろう女性は、内は通夜堂はありません、通夜できません、と言った。
駐車場にプレハブがあり、エアコンまで付いているのを確認して、そこに寝ると決めていたのだが。
そうとうショックで有ったが、慌てず騒がす。

仕方なく寺を出て歩き出した。地図によると寺の隣に公園があるではないか。
早速そこに行く。
木々に囲まれた絶好の環境に東屋がある。トイレも水も自由に使える。
私の常宿になるかも知れない。

暗くなって、前のテニスコートに照明が点く。若い男女がボールを打ち合っている。
そろそろ私もテント立てて寝ようとするか。
by henroseikatu | 2010-07-02 20:50 | Comments(0)
名前
URL
削除用パスワード
<< 遍路道情報23-24 遍路 4番5番 別格1番 >>