新四国曼茶羅霊場を歩く67日目 経の坂峠 茶堂

新四国曼茶羅霊場を歩く67日目 
2011年 8月9日火 経の坂峠 茶堂

インターネットカフェを出て、鴨島駅を6時13分の列車に乗る。車内は夏休みなのに高校生が目立つ。どうもクラブ活動ではなく補修授業に行くのか高校生が多かった。それぞれ四人掛けや、二人掛けの椅子を占領するような座り方をしている。後からきた高校生はドア前に座り込んでいたりする。
私は荷物が多いのでドアの横に荷物を陣取った。

列車を阿波山川で下りて、北に行く国道192号線にでる。そこを東にしばらく行き、国道193号線で南に行く。
ひたすら上り道で4時頃に経の坂峠に着いた。
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そこから下り、16%の下りまであり、こちらからの登りが辛いなと思った。
人家がある所に行ったのは5時になっていた。そこに茶堂があった。三間四方と普通の茶堂より大きい、正面に仏壇があり、他の面は壁はなく柱だけである。
まだ町ではなく、山中に何軒かの家と作業場のある場所である。茶堂に泊まるため、周囲の二軒のお宅に声をかけた。両家とも人気はあるのだが、しばらく声をかけたが対応に出てこられなかった。
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しかたなく茶堂の前で飯を炊き食事をしていると、山仕事から帰って来たらしい、男の人がいたのでその人にいうと「いいんじゃない、お堂だから」と寝るのは当然との言い方だった。そして古くからここに寝泊まりする人がいて「遍路ではなく乞食だな、夫婦者もいたし、どこかで物を貰ってきて、ここで煮炊きしていたよ。今じゃ役所が手配して生活保護を受けさせるからいなくなったけど」と言われる。
綺麗に整備されていても「寝れません」と書いてある観光茶堂はよく見かける。昔ながら地域の人が困っている人を助けるという本来の趣旨を伝えている茶堂が残っていた。(もっともこの茶堂、崩壊すんぜん、前の柱はひび入っているし、床はべこべこ、地震きたら屋根が落ちそうです)

その晩は茶堂の中にテント張って寝た。
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by henroseikatu | 2011-08-14 16:37 | 新四国曼荼羅霊場 | Comments(0)
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