托鉢遍路№014 スーパー托鉢 11月14日2011年

●托鉢遍路№014 スーパー托鉢 11月14日2011年

昨晩は種蒔き大師、東林院ちかくのスーパーで托鉢した。

私はスーパーの軒下、スーパー入口を背にして、駐車場に向かって立つ。
私のザックカバーには「南無大師遍照金剛」と書いてある。そのザックの上に喜捨を受ける椀をのせる。私は白衣、菅笠、輪袈裟の正装をしている。
左手は親指と人差し指の間に、二重にした念珠を受け、手を広げ片手合掌をする。右手は持鈴を持つ。両手を顔の前で合わせ、腕はなるべく水平に保つ。
そんな格好で勤行を始める。

托鉢の時にお経を唱えずに黙想しているという人もいる。私は絶えずお経を唱えている。暗唱出来る勤行経典だけでは間が持たないので、観音経を経典を見ながら唱えたり、時には般若理趣経も唱えている。
そして興がのれば「同行二人旅」と言う歌をうたっている。

どうせ聞いていないだろうからと、以前は日本国憲法前文を唱えたりした。ところが聞いている人はいるものである。
先日は、さっきまで私の後ろで大きな声で話していた人が「ずいぶん頑張るんだね寄付するよ」と言って喜捨してくれた。
無視する人がほとんどだが、托鉢と言う行為を認識してもらええれば有りがたい。真面目と言うか、背筋を伸ばしお経を唱える姿を見せていけたらと思っている。

スーパー托鉢は二時間と決めている。私の場合、ほとんど直立不動で経を唱え続ける。目標があるから長時間唱え続けられる。それ以上の気力も体力もない。

また短時間の托鉢では喜捨を受けられない場合が多い。ほとんどの場合、最初の一時間に喜捨は入らない。そして最後止める直前に喜捨を受けることもある。唱え始めに私が値踏みされ、それから喜捨があるようにも思う。

夜中に指が走り長い文になった。本来は別の事が書きたかったのである。

昨晩、托鉢したスーパーは、二年前に生涯始めて托鉢できた所なのである。
当時、何度も托鉢をしようしようと思いなからできずにいた。88番大窪寺から与田寺に抜け、卯辰越をして1番霊山寺に来る途中で、幾度ともなく門付で托鉢を試みようとしたが出来なかった。金はなくなり、食うものもなくなった。
そんな時に、スーパーで托鉢しょうと思い、地図を見て東林院近くのスーパーまで来た。明るいうちにスーパーに来てみたが立つことがてきず。何度かスーパーの前を行き来し、ようやく托鉢に立てたのは、暗くなってからであった。
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by henroseikatu | 2012-01-21 13:24 | 托鉢遍路 | Comments(0)
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