Fw:托鉢遍路№070 へんろ小屋への連泊 2月4日2012年


托鉢遍路№070 へんろ小屋への連泊 2月4日2012年

一昨日は雪に降られ出発できず一日宿毛大橋西袂のへんろ小屋にテント張ったまま一日過ごした。
昨日の朝は晴れ上がったが、自動車が苦労して通行しているのを見て、遠出はあきらめ、へんろ小屋の近くから門付けをした。
そして昨日の晩も同じへんろ小屋に泊まることになった。
同じへんろ小屋に三泊した、連泊するのは、あまりよくないが仕方ない。
昨晩同宿した、9年遍路している先輩には「同じ所にいると警察を呼ばれるぞ」と釘をさされた。
その門付けしている先輩が宿毛は荒らされて入らない、と言うので訳を聞いた。
「○○が何日も道の駅に泊まって連日宿毛で門付けしたので」とのことであった。
同じ所に連日行った訳ではないだろうから、丹念に町を門付けして行ったのだろう。そうするのは門付けの基本だと思うのだが、先輩に対してその点は聞けなかった、次の機会には追及しよう。

その朝の門付けの時のことである。「焚き火によってらっしゃい」と声をかけられ中年女性二人の間で手を焚き火にかざした。
よく困っている行き倒れみたいな遍路の人を世話して生活保護を受けさせたりしている、との話を聞いた。
その後に「あんたこのあいだフジ(スーパーの名前)で托鉢してたでしょう、この当たりに托鉢に来る人はめったにいない」と言われる。
こんなこともあるし、同じ所に何時までもいることは良くないかも知れない。

実は、その晩はクリハラというスーパーで托鉢した。
1時間托鉢していると店の人が来て「ちょっと玄関の前では・・・」とすまなそうに言われた。私はすぐ托鉢をやめた。
喜捨がある程度あったし、良く止めてくださった、この寒いのに明るいうちに家に帰って晩飯にできる、と思った。
しかしこんなことも、やがて他人から「荒らした」などと言われはしないかと、考えてしまっている。

3泊もさせてもらった、へんろ小屋は歌さんの作った宿毛 第33号へんろ小屋である。この小屋は広いしテントが張れるのが良い。
見晴らしが良くて、夜間は閉鎖されるがトイレ水もある。風通しが良すぎるのが難点であるが、もともと休憩が目的であるから仕方ない。
ありがたい。地元の人の理解もあり「宿泊お断り」との貼り紙がないのが何よりありがたい。

ところでこの場所、もともと暴力団の組事務所だった所で、それを住民運動で追い出したそうである。
小屋の回りの空き地は以前の建物の土間そのまま残してある。かっての組事務所の跡地に誰でも休める、へんろ小屋を作ったのは、そのことを象徴的に意識してのことかもしれない。


◎今日は39番延光寺に行く、又宿毛まで戻って次の札所に行く。延光寺の近くで野宿すべく、ゆっくり歩いて行きます。
風が冷たい。皆さんも体に気をつけて、風など引かぬよう。


橘安純こと大寺裕幸
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by henroseikatu | 2012-02-12 14:09 | 托鉢遍路 | Comments(0)
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