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ワンデイザックに寝袋、毛布、着替えだけHさんのこと

2013年1月11日(金)


門付けは、遍路道は荒らされていて100円位しか喜捨がないから、遍路道から離れた所に行く。

年寄りの居そうな家を選んで、呼鈴を鳴らし、出てきたら「二、三分お経を詠まして下さい」と言って般若心経を唱える、先方によって般若心経は違うなと思ったら、十二仏真言を唱える。
手元にダイソーで売っている、経本を何冊か持っていて先方の宗派によって読みかえるそうである。訓読般若心経、心経奉讃文、浄土宗経本などの経本を持っていた。
日曜日、休みの日は若い人が会社が休みで家に居るので、普通の日がよい、年寄りしかいないので。また夜間に門付けすることもある。

門付けは七軒位しかいかない、三、四軒で5000円位になれば止める。
お馴染みの家があるんですかと聞いたが、明確な返答はなかった。
◎ワンデイザックに夏用寝袋、毛布、フライシートか入っている。野宿していて、寝袋の上にフライシートを巻くから風が吹いても大丈夫とのこと。
コートの上に、おいずると白衣、金剛杖、笠は竹で文字は書かれていない。
次は金比羅さんに行くと言う、一応歩き遍路であるが、交通機関を使っているようだ。
委細は書かぬが、四国に家があり妻もいて、仕事をすることもあるとのこと。

私の思う遍路や仏教徒との感覚とは違う点がある。これの方が職業遍路の一般的感覚かとも思う。
by henroseikatu | 2013-02-06 03:57 | 托鉢遍路 | Comments(0)
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